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    【文部科学省発表データ】

    大学生の仕送り、奨学金実態(愛媛県)


    ■2010年7月 愛媛県内の大学生245名への調査
    愛媛県のいよぎんが仕送りや海外旅行への意欲などを調査した資料を公開している。
    地方の大学生になると奨学金をもらっている割合は5割を超えるという衝撃の結果となっている。
    地方の大学生だと車の所有率は7割と、地方においての車の重要性が浮き彫りになったようだ。

    いよぎんプレスリリース


    【調査結果要旨】
    ■収入総額の平均は自宅通学者が6.8万円、自宅外通学者が11.1万円であった。自宅外通学者のうち、仕送りを受けている学生は約6割と、前回調査(09年)から13.9ポイントの大幅減となった。それをカバーするためか、奨学金を受給する学生は前回調査より7.9ポイント増加し、52.3%と半数に達した。

    ■「毎月貯蓄している」人は自宅通学者の63.7%、自宅外通学者の43.9%と、いずれも前回調査より増加しているが、その平均額はいずれも減少している。収入が伸び悩む中で、わずかな額でも捻出して貯蓄に励むという堅実な学生が増えているのだろう。

    ■今後の支出総額を「減らしたい」人は47.0%と半数近くに達し、DI※は▲37.1と根強い支出抑制傾向が明らかとなった。特に、食費や通信費、娯楽費は減らしたい意識が強いようだ。一方、学習費やファッション費はDI値がプラスであり、"自分磨き"にかかわる費目への支出は惜しまない傾向にあることが分かった。
    (※DI・・・「増えた」との回答割合から「減った」との回答割合を引いた値)

    ■若年層の消費離れの代表格と言われる海外旅行については、興味・関心がないという層も一部にみられたが、総じて海外旅行に対する一定の意欲はうかがえた。

    ■車については、約7割が社会人になってから購入したいと考えており、今は費用面などがネックであるものの、いつかは自分の車を手に入れたいと考える学生が多いようだ。

    若者はその堅実さゆえに「消費に消極的」との見方もされるが、本アンケート結果を見る限り、自分の価値観に照らし合わせて納得できるものには支出を惜しまず、一方で中古品などを上手く活用して支出を抑制するという、「メリハリ消費」を心掛けているように思われる。